こんにちは、むあです。
猫を飼っている方やこれから飼おうと思っている方の中には、猫同士の多頭飼いを検討している方も多いと思います。
ですが、「先住猫がストレスを感じてしまうのではないか」「相性が悪かったらどうしよう」などと不安な気持ちもありますよね。
今回は、猫の飼い方が学べる人気の書籍『はじめてでも安心!幸せに暮らす猫の飼い方』と獣医師やブリーダーに確認した内容を引用しながら猫の多頭飼いにおける注意点をお話ししていきたいと思います。
猫の飼い方が網羅的に学べる素晴らしい本で初心者にもわかりやすいので、詳細が気になる方は次のブログを確認してみてくださいね。
猫の多頭飼いはケンカばかり?相性の良い・悪い組み合わせ
猫同士の相性
猫の性格など個体差はあるものの、一般的によい、悪いとされる組み合わせを紹介します。
兄姉 | 弟妹 | ◯ | 性格の違いはあるが、相性は良い |
子猫 | 子猫 | ◯ | 子猫同士は仲良くなりやすい |
成猫 | 子猫 | △ | 成猫が子猫の面倒をみるようになる |
成猫 (メス) | 成猫 (メス) | △ | メスの方が縄張り意識が少ない |
成猫 (オス) | 成猫 (オス) | × | オス同士は縄張争いがおきやすい |
高齢 | 子猫 | × | 高齢猫に負担がかかる |
猫の多頭飼いでおすすめの組み合わせ
猫同士の相性を組み合わせるとごとに確認すると、スムーズに多頭飼いをするなら兄弟でお迎えするのがよさそうですね。
ただ、すでに先住猫がいて、これからもう一匹お迎えしたいという場合も多いかと思います。その場合は先住猫が高齢になる前に猫をお迎えするほうが負担が少ないと思うので、早めに検討するのがよさそうです。
また、相性の組み合わせにはないですが、先住猫が病気がちだったり弱っているときには多頭飼いによってさらにストレスを増やすことにもなりかねないので注意が必要ですね。猫の性格にもよるので、多頭飼いの検討は身長に進めることがおすすめです。
猫の多頭飼いメリット・デメリット
猫の多頭飼いメリット
- 猫に遊び相手ができる
- 運動不足が解消される
- 社会性が身につく
- 留守番時に寂しくならない
- 性格や種類の違う猫を同時に飼える
猫の多頭飼いデメリット
- 先住猫にストレスがかかる
- 猫同士が仲良くなるとは限らない
- 病気がうつりやすい
- 費用やお世話の負担が大きくなる
- 広い飼育スペースの確保が必要になる
猫同士の相性が悪くてストレスにならないための注意点
①ケージごしに対面させる
初対面はケージごしに行い、様子をみましょう。徐々に慣れてきたらケージを開けて対面させましょう。ケージ外で対面する時間を少しずつのばしていくのがおすすめです。
②各々のスペースを確保する
いざとなれば逃げられるスペースを確保してあげるとよいでしょう。先住猫は縄張りを荒らされたと思い攻撃的になる場合もあるので、避難場所を用意しておくと安心ですね。
③先住猫のケアを優先する
猫は環境変化が苦手なので、先住猫は強いストレスと感じることが予想されます。
新参猫ばかりをかわいがってしまうと嫉妬をしてしまうこともあるので、先住猫のケアを優先して受け入れる心の余裕を与えてあげるとよいでしょう。
④ケガをする前にケンカに介入する
じゃれているのか、ケンカをしているのかの見定めは難しいところですが、よく観察してあげてケガをする前に介入しましょう。
まとめ:猫の多頭飼いはケンカばかり?相性が悪くてストレスにならないための注意点
猫の多頭飼いについて、相性や注意点をお話ししました。できる限り猫ちゃんにストレスや負担がかからないように多頭飼いを検討していきたいと思っている飼い主さんが多いと思うので、参考になれば嬉しいです。